幸福ニュース第678号「壁からの脱出」

幸福ニュース(しあわせニュース)第678号2016年3月11日

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*人生が楽しくなる心理療法『内観』研修!

(a)3月27日15時~4月2日15時

(b)4月10日15時~16日15時

蓮華院誕生寺本院で開催。随時行うEメール内観や一日内観もあります。

詳しくは下記をクリック!

http://www.rengein.jp/naikan/

 

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「壁からの脱出」

 

少し引きこもり気味の私は、初日は果たして1週間も耐えられるのかと身構えておりました。けれども、7日間の内観を終え、今はとても晴れ晴れとした気持ちです。

 

夢と現実の間で揺れ動いていた私の心は、徐々にその生活を暗いものにし、また、私の視野を狭め曇らせてゆきました。見かねた父が私にこの内観を勧めてくれたのです。

 

実は私はこれまでも、自問自答という形で、自らの人生を振り返り、自身に問いかけるという行いをしてまいりました。

 

始まりは10年以上前であったと思います。自転車に乗り、あるいは徒歩で川や自然のある所へ出かけ、ひたすら自身に問うのです。自分は何がしたいのか、本来の目的は何か、その道に進むと自分はどうなるか-----------。

 

3時間ほどこれを行い、終わるころにはたいていの悩みは消え去り、すっきりとした気持ちで家に帰ることができました。私にとって完全無欠の解決法だったわけです。

 

しかし、この頃ぶつかったこの壁だけは突破できませんでした。5時間かけても答えが出ない、また、同じ所に戻っている。思考回路はショート寸前でした。

 

内観を勧められた時、初めは自身のやり方と同じであろうと思っていました。もうそれは何度も試みたと。一年間自転車の上で自身について考え抜いたのだから、結果は変わらないだろうと。

 

しかし、私の自問自答法と内観との大きな違いは、「視点を変える」というところにあったのです。

 

私は自分の視点から、自分の物差しを使って我が身を見てきました。しかし、内観研修に従い、違う視点から自身を眺めてみた所、今までとは異なる考え方が浮かんできたのです。

 

まず最初の気付きは、自分が家族のことを何も知らないということでした。父が母が妹がどう生きてきたのか、人生においてどのような転機があったのか。私は、愛のあふれる恵まれた家庭に育ったことを、幸せに思っていました。

 

しかし、愛を受けるばかりで、家族に何の関心も持っていなかったのです。ここ一年で両親に起きたことさえ解りませんでした。本当はもっと私に話をしてくれていたはずなのです。私はそれらの多くを聞き流していたに違いありません。

 

ここ数年で私を苦しめたもう一つの問題として、本来の自分を表に出すことが出来ないということがあります。

 

内観をしてみて気づいたのは、私のプライドと嘘でした。自覚はあったのです。自尊心が傷つくことを恐れ、つい、ついてしまう小さな嘘。きっと内観面接のさ中にも虚言があったことでしょう。

 

しかし、この嘘やプライドが私の夢を妨げているのではないかと思うようになりました。プライドの高さから本当のことを口に出来ない。ゆえに一歩引いた人付き合いになる。あるいは、嘘がばれぬよう、付き合い自体をやめる。

 

この積み重ねが、自分に石の仮面をつけてしまったのではないかと思うようになりました。

 

一年間行った自問自答法では、この考えに巡りつけなかったのですから、やはり内観が普通の自己対話とは異なるものであると思えてなりません。

 

人生計画も立てました。今は、この内観の気付きをもとに、一歩踏み出すことを早く行動に移したい気持ちでいっぱいです。

 

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*心の温泉でリフレッシュ!人生が楽しくなる内観(心理療法)!

パリ大学の心理学部長も推薦する『内観セラピー』!

日本野球代表監督小久保氏も3回体験!

内観研修で人生をリフレッシュ、悩み解消!

集中内観、Eメール内観、一日内観を選べます。

http://www.rengein.jp/naikan/

 

*日本内観研修所協会ホームページ

内観テープを一部聞くことが出来ます。

http://naikanken.com/

 

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坂村真民詩集】

 

「これからだ」

 

みどりの風

これからだ

 

さえずる鳥よ

これからだ

 

みちくる潮よ

これからだ

 

もえでる葦よ

これからだ

 

わたしの生よ

これからだ

 

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【名 言 集】

 

すべてのものは互いに関係して成り立ち、互いによりあって存在するものであり、ひとりで成り立つものではない。ちょうど、光と影、長さと短さ、白と黒のようなもので、ものそれ自体の本質は、ただひとりであり得るものではない。

(りょうが経)

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東日本大震災から5年経ちました。岩手県大槌町にある「風の電話」で亡くなった人々と話し、心に溜まったものを吐き出して癒される遺族の方々がいます。3月10日夜のNHKスペシャル『風の電話』は泣けてしょうがありませんでした。人の心の復興は時間がかかることを痛感しました。(にこにこ和尚)

 

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幸福ニュース第677号「離婚と断酒」

幸福ニュース(しあわせニュース)第677号2016年2月24日

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*人生が楽しくなる心理療法『内観』研修!

(a)2月28日15時~3月5日15時

(b)3月13日15時~19日15時

蓮華院誕生寺本院で開催。随時行うEメール内観や一日内観もあります。

詳しくは下記をクリック!

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「離婚と断酒」

 

今回は、母、父、妻に対して、それぞれ内観を行った。

 

まず、して頂いた事については、沢山の事柄が浮かんだ。両親に関しては幼い頃から、毎度きちんと温かい食事を与えて頂いた事、洗濯や掃除などの家事をして頂いた事、中学校から高校、そして大学まで私立の学校に通わせて頂いたことが挙げられる。

 

妻に関しては、沢山の愛情を持って接して頂いた事、明るく楽しい家庭を築いて頂いた事などが挙げられる。

 

その一方で、自分がしてあげたことについては、ほとんど思い浮かばず、自分自身でも愕然とした。

 

仕方なく、「良い子であろうと努めた」「勉学に励んだ」などを挙げたが、それらはいずれも自分の為に行ったことであり、他の誰かのために行ったことではないということに気付かされた。

 

思うに、これまでの自分には、「誰かのために」という視点がぬけていたのではないだろうか。

 

「誰かに何かをして頂くことを当たり前」として、「(自分が)誰かに何かをしてあげる」という考えが欠落していたのである。この点については深く恥じ入ると同時に、今後は常に「誰かの為に」ということを念頭に置いて行動したい。

 

そして、「誰かに心配や迷惑をかけたことについて」であるが、こちらについては、沢山の当てはまる事柄が思い浮かんだ。そして、そのほとんどが飲酒に関するものだ。

 

省みてみるに、18才から飲酒を始め、酒を飲まない日は殆どなかったように思われる。そして、飲むたびに泥酔して、多額のクレジットカードを使ったり、記憶をなくし、自宅まで帰り着けないということも多々あった。また、多量の飲酒が原因で、急性すい炎にも7回ほどかかり、入院を余儀なくされたこともあった。

 

大山先生の下、飲酒に費やしたお金と時間を計算したところ、1720万円という莫大な金額と約2年間位をお酒に使っていた。これに入院費や飲酒による逸失損を加えると、その金額は2千万円を超えるのではないだろうか。我が事ながら情けないばかりだ。

 

内観によって、今回は自分の過去を客観的に振り返ることができた。それは、自分勝手で何物にも抑制が効かず、すぐに酒に逃げてしまうという、実にみっともない本質を持つ人間だった。

 

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*「盆梅展」開催中!

熊本県玉名市、蓮華院誕生寺の奥之院で、3月6日(日)まで。

http://rengein.jp/notice/?id=20160127171019

 

*「井本勝幸氏講演会」3月5日(土)18時半~20時

くまもと県民交流館パレア10階パレアホール

ミャンマーを平和に導いた“ゼロファイター”」

http://rengein.jp/notice/?id=20160127135237

 

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今後を生きる上で、まず私が行わなくてはならないのは、断酒である。「酒は百薬の長」という言葉もあるが、私にとって酒は毒薬そのものだ。

 

酒を止めない限り、これまでの失敗をそのままなぞることとなる。その意味でも、今回の内観は、諸悪の根源が酒にある事を浮き彫りにしてくれた、良いきっかけとなった。

 

そして、次に重要となるのが、「誰かのために行動する事」である。社会においては、それぞれの人間が、それぞれの役割を担って生きている。

 

そして、それぞれの人間は孤立しているのではなく、一人一人がつながっている。そうした中で、私一人が皆から何かをされる一方であるなら、世界は回らなくなってしまう。

 

誰かに何かをしてもらったなら、次は自分が相手に、もしくは他の誰かに何かをしてあげなくてはならない。

 

今回の内観は、こうした過去の気付きと、未来への目標を得られたという点で、大いに有意義であったと思う。

 

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*心の温泉でリフレッシュ!人生が楽しくなる内観(心理療法)!

パリ大学の心理学部長も推薦する『内観セラピー』!

日本野球代表監督小久保氏も3回体験!

内観研修で人生をリフレッシュ、悩み解消!

集中内観、Eメール内観、一日内観を選べます。

http://www.rengein.jp/naikan/

 

*日本内観研修所協会ホームページ

内観テープを一部聞くことが出来ます。

http://naikanken.com/

 

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坂村真民詩集】

 

「新生の自分」

 

しんの変身とは

生きる姿勢を変えることだ

自分のためばかりに

生きてきた

この身を

他の人のために生きる

姿に変えることだ

醜い虫が

あの美しい蝶になる

あの変身を

じっと見つめて

新生の自分を

作ってゆこう

 

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【名 言 集】

 

仏の衣を着るとは、柔和であって忍ぶ心を持つ事である。仏の座に座るとは、すべてのものを空と観て、執着を持たない事である。仏の室に入るとは、すべての人に対して、大慈悲の心を抱く事である。(法華経

 

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*梅が咲き、一雨ごとに春がゆっくりと近づいてきます。また、先日、飛行船が五重塔の上をゆっくりと飛んでいきました。(にこにこ和尚)

 

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健康ニュース第676号「不安」

*人生が楽しくなる心理療法『内観』研修!

(a)2月13日15時~19日15時

(b)2月28日15時~3月5日15時

蓮華院誕生寺本院で開催。随時行うEメール内観や一日内観も

あります。詳しくは下記をクリック!

http://www.rengein.jp/naikan/

 

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「不安」

 

何故私は、こんなにも自分に対して好意を持って接してくれる友人のことが怖いのだろう。

 

私は他者と比べてうまくやっているのに、何故今も自分に自信が持てないのだろう。

 

そのような疑問を去年ごろから抱き、今のうちに何とかしなければならないと思いました。

 

父に何か自分を見つめ直すきっかけとなる事をしたいと相談したところ、父が、「そうか、ならお前、内観してみるか」と、父自身が青年時代に体験した集中内観を紹介してくれました。

 

内観を始める前は、自分でも本当に少しでも何かに気づけるのだろうか、変わることが出来るのだろうかと、不安な気持ちがありました。

 

実際、想像していたよりも何百倍も素晴らしい環境を用意してもらいながら、最初の数日間は、緊張による私自身の恐れを反映したかのような悪夢を見て、あまり眠れませんでした。

 

内観の方も、両親にしてもらった事、迷惑・心配かけた事、特にして返した事など、多くあるのに、明確に思い出せませんでした。

 

また、思い出したとしても、異なる角度から観ることがなかなかうまくできず、形式的なものでした。

 

「私は一体何をしているんだろう。これで何も気づく事が出来なければ、この1週間、私は何もせず、ただ部屋に座って、寝て食べるだけの引きこもりを体験しただけで帰る事になるじゃないか」と考えていました。

 

私は不器用なくせに負けず嫌いという面倒くさい面があるので、内観がうまく出来ないことへのあせりと不安が大きくなる一方でした。

 

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*今年の運勢と一年の幸せを願う星祭御祈願(2月3日)

http://rengein.jp/event/detail.php?id=20151211110319

 

*節分豆まき(2月7日、蓮華院誕生寺の奥之院)

http://rengein.jp/event/detail.php?id=20160111161411

 

*第14回玉名盆梅展(奥之院で2月12日~3月6日開催)

http://rengein.jp/notice/?id=20160127171019

 

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3~4日目に大山先生に、あせりのあまり、「私は少しでも内観できていますか」と、そんな事を聞いてしまいました。

 

その時、大山先生は、「大丈夫ですよ。最初は時間がかかりますから、初日よりは大部出来ていますよ。」と答えてくれました。

 

私が少しずつ気付き始めたのは、4~5日目ぐらいだと思います。きっかけは、研修所の方々が作ってくれたご飯を食べていた時です。その時、私は母に対する内観の2周目でした。

 

「ここの人達が作る料理はとても美味しいなあ。どうやって作っているんだろう。私の母の料理も美味しかったなあ」とふと思った時に、母が私に料理の作り方を教えてくれた事、その時とても幸せだった事などが、鮮明に思い出すことが出来ました。

 

その他の気付きが出来たのは、落ち着いた状態で、私の祖母に対して何が出来たか、何をしてもらったのかを、お風呂で考えていた時に、大きな気付きをすることが出来ました。

 

父に関しては、すごく沢山のお金を特に教育に使ってもらっていました。そして、何か問題が起こった時に、誰にも相談せず、自分一人で抱え込んで問題を大きくし、迷惑をかけたことにも気が付きました。これからは、早めに親に相談するようにしたいと思います。

 

大山さんが、この1週間で内観自体のやり方は覚えられるので、あとは家に帰ってからでも自分一人でも出来ると教えてくれました。この集中内観が終わっても、家で少し時間を見つけて、本当に深い内観がいつか出来るようにしたいです。

 

今回の内観体験で、今回調べた人達だけではなく、今まで関わってきた他の人達への気付きも多くありました。

 

今回生まれて初めての内観が体験出来て良かったと思います。本当にありがとうございました。

 

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*心の温泉でリフレッシュ!人生が楽しくなる内観(心理療法)!

パリ大学の心理学部長も推薦する『内観セラピー』!

日本野球代表監督小久保氏も3回体験!

内観研修で人生をリフレッシュ、悩み解消!

集中内観、Eメール内観、一日内観を選べます。

http://www.rengein.jp/naikan/

 

*日本内観研修所協会ホームページ

内観テープを一部聞くことが出来ます。

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坂村真民詩集】

 

「もう人間はひとりぽっちではない」

涙にぬれた顔をふこう

悲しみにぬれた瞳をぬぐおう

不幸にぬれた手をあらおう

ひとりでいつまでも苦しむことをやめよう

みぎにもひだりにも

友がいる

まえにもうしろにも

友がいる

ひとりでなげく時代はすぎ去った

結びあおう

手を取りあおう

どんな時でもひとりで泣くのをやめよう

もう人間はひとりぽっちではないのだ

 

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【名 言 集】

 

宇宙が永遠であろうとなかろうと、限りがあろうとなかろうと、生と老と病と、死、愁い、悲しみ、苦しみ、悩みの火は、現に人の身の上に押し迫っている。人はまず、この迫っているものを払いのけるために、道を修めなければならない。(箭喩経)

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*やっと大寒波が去りました。立春が待ち遠しいですね!(にこにこ和尚)

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幸福ニュース第675号「うつ病」

*今年の運勢と一年の幸せを願う星祭御祈願(2月3日)

http://rengein.jp/event/detail.php?id=20151211110319

 

*節分豆まき(2月7日、蓮華院誕生寺の奥之院)

http://rengein.jp/event/detail.php?id=20160111161411

 

*人生が楽しくなる心理療法『内観』研修!

(a)2月13日15時~19日15時

(b)2月28日15時~3月5日15時

蓮華院誕生寺本院で開催。随時行うEメール内観や一日内観も

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うつ病

 

母から勧められて今回の内観研修を受けることになりました。しかし、当初は、何で受けなきゃいけないんだろうというのが、正直な気持ちでした。

 

仕事の事で色々と悩みを一人で抱え込んでしまい、それがだんだん頭痛や腹痛など身体の不調へと現れ始め、とうとう、うつ病の手前の状態になり、1か月ごろ前から病気休暇を頂いた時でした。

 

でもその後少し考えて、このまま家でもんもんとしているよりも、仕事や家から離れてみるのも良いかもしれないなという気持ちになり、申し込みをしました。

 

研修初日は、研修者一人ずつに個室が与えられて、その片隅に仕切ってある屏風の中に入って、まずは母親について、小学校低学年の自分を調べることから始まりました。

 

内観の方法については、研修を受ける前に、インターネットでどんなことをするのか簡単に調べていました。

 

そこには、「してもらった事」「してあげた事」「迷惑かけた事」について述べる事と、創設者吉本先生の顔写真がありました。「何だ、簡単じゃないか」と思ったのですが、実際屏風の中で調べるとなると、なかなかできませんでした。

 

小学校低学年から高学年、中学校-------と現在の年齢に近づいていっても、してもらった事等を調べるというよりも、過去にあったことを考える状況になってしまいました。

 

次に、父に対しての内観となると、何をしてもらったのかさえ思い浮かばず、正直自分はここに何しに来たのだろう、とさえ思ってしまいました。

 

しかし、大山先生との面接で、すぐに内観が出来る人はいないこと、特別なことではなくて日常の出来事でもよいこと、何でもできるのは神様や仏さまのみで、我々人間は6割できれば上等なことなどのお話を聞いて、ほんの少しずつではありますが、調べるということができるようになったのかなと思います。

 

母に対しては、毎日私の為に食事を作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、掃除をしてくれたり、離れて暮らすようになってからは、手紙や荷物を送ってくれたりと、私のことを気遣って、色んなことをしてもらったことに、改めて感謝しなければいけないと思いました。

 

父にたいしては、私が生まれてから成人するまでに、相当な金額がかかっており、

これを毎日、いやなことや体の調子がわるいこともあったと思いますが、まじめに働いて稼いでくれたことは本当に感謝しなければいけません。また、これから少しずつでもお返しをしていきたいと改めて気づく事ができました。

 

父母以外にも、妹に対しての内観を行いましたが、妹からも私の為に色んなことをしてもらい、そして、心配をかけてしまったことに、大変申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今回1週間の内観研修で、ほんの少しではありましたが、家族に対して気づいた事が見えたと思います。

 

お参りは朝早くて大変でしたが、とても良い体験でした。また、内観を行うにあたって、快適な部屋、温かいお風呂、バランスのとれたバラエティ豊かな美味しい食事を用意して頂いた蓮華院の皆様、そして大山先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

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*心の温泉でリフレッシュ!人生が楽しくなる内観(心理療法)!

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内観研修で人生をリフレッシュ、悩み解消!

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坂村真民詩集】

「あるひとに」

生まれてこなければよかったと

思われることもありましょうが

どうか思いなおして

人間として生まれたことを感謝し

なんでもいいから

自分にできることをして

生きてください

十七文字の俳句を

作ることもいいです

いっしょうけんめい考えたら

神からの授かりものが

何かあるはずです

信仰と希望と愛

そんなことを

じっと考えてください

光が射してきます

力が生まれてきます

暗かった心のカーテンを

明るいカーテンにして

あなたの心に

灯りをともしてください

 

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【名 言 集】

はからいを離れた智慧をもって照らせば、すべてはみな尊い意味を持つものとなる。(仏昇とう利天為母説法経)

 

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*本格的な寒さがやってきました。でも、「冬来たりなば、春遠からじ」で、もうすぐ節分と立春です!(にこにこ和尚)

 

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幸福ニュース第674号「美しい色で染めて生きる」

*人生が楽しくなる心理療法『内観』研修!

(a)2月13日15時~19日15時

(b)2月28日15時~3月5日15時

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「美しい色で染めて生きる」

 

私は内観に入るまで、おろかな事に気づいていなかった。いや、

自身の愚かさに気づいている人間がこの世に何人いるのだろうか?だから、皆悩み苦しむのであろう。

 

そして、その中でも私は美しい心の知恵を志していたのにも関わらず、今まで出会った人々の中で、自分が一番愚かであったことに気づかされた。

 

母への憎しみ、父・妹への憎しみ、他人への怨み、そして己の罪、色々な事が重なり、日々は暗かった。

 

「なぜ私だけが?」と、いつも他人の人生をうらやんでいた。最初の2日間は逃げ出したかった。立派な人になどならなくても良いと思った。逃げ出して甘えられる場所に帰りたかったのだ。

 

しかし、大山真弘所長に「自分の都合ではなく、相手が傷ついたという事実に目を向けて下さい」という言葉で、私の内観は変わった。それからは、目から鱗の考えが、私の心から泉のようにあふれてきた。

 

憎しみは取れ、人を赦し、年上の方も年下の方も差別せず、全ての人々の立場に立って考え、自分も人も傷つかず得をするように行動することこそが、他者の為よりは、自分の為に大きな幸せを運んできてくれると知ったのだ。

 

私はこの内観で、「悪い」という色で塗りつぶしていた経験や人々の色を美しい色へと塗り替えることができ、そして、それは真実の色であったと気づいた。私は色彩豊かで何とも美しい、極楽のような世界で生きていたのだった。

 

そして、最も自分の嫌っていた、「美しい容姿や高い能力を生まれながらに持っているため、その分、知性を失っている人間」、それは私自身だったのであることに気づいた。

 

今は、他者がそうであったとしても、その方にはその方の人生の過程があり、事情があり、仕方ないと考えるので許せるようになっている。しかし、自分自身には許してはいけない。それは、私にとって大切な人をぞんざいに扱うことになるかも知れないからである。

 

何という恐ろしいことだろうか。しかし、真実なのである。大切な人、または自分を大切にしてくれる人々に、自分の心の問題、つまり、相手には関係のない自分の垢のようなものを相手にふりまいていては、真実に人を大切にしているとは言えない。そして、そのために大切な者や、大切にしてくれている者への恩をあだで返すことになり、その人との人間関係まで悪くなってしまう。

 

「自分にしたことは自分に返ってくる」という言葉は、「自分が思ったことは他人には関係ないのに、それを人にぶつけていたら、自分にとって愛しい人、また、施しをしてくれている人のことを傷つけやすいし、人間関係を壊しやすい。だから、自分が不幸になる」ということだったのだ。

 

今後私は、人の事はすべて許す。特に、もう二度と会わない人のことは許す。

 

そして、相手の攻撃を感じて、かわす知恵はまわすが、物事はすべて美しい色で染め、相手も自分も得をする方法を見つけ、行動できる、名前の通りの大人になるのだ。

 

まず、短期の目標としては、母と友人と後輩に内観に行きたいと思ってもらえるようにしたい。そのためには、私自身が日々内観をし、考えと行動を改めることだろう。

 

先ずは、他人に、他人には関係ない問題を自分のトラウマにして、それで人間関係を悪くしたり、そのトラウマのせいで、相手をぞんざいに扱うようなことをしない為に、攻撃された時に、相手も自分も損しないように知恵をまわし行動するが、他者のしたことは全て許すということだ。

 

そして、こだわりすぎず、全ての出来事は、美しい色で染めて生きる。将来、美しい知恵の花を咲かせる本を作りたいと思う。

 

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*心の温泉でリフレッシュ!人生が楽しくなる内観(心理療法)!

パリ大学の心理学部長も推薦する『内観セラピー』!

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内観研修で人生をリフレッシュ、悩み解消!

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*日本内観研修所協会ホームページ

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坂村真民詩集】

 

「 あかり 」

あかりをともせ

こころにいつもあかりをともせ

じぶんを力づけひとを幸せにする

愛のあかりを

消えないあかりを

 

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*一年の幸を願う星祭御祈願(2月3日)

http://rengein.jp/event/detail.php?id=20151211110319

 

*節分豆まき(2月7日、蓮華院誕生寺の奥之院)

http://rengein.jp/event/detail.php?id=20160111161411

 

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【名 言 集】

人の貪(むさぼ)りも、愛欲も恐れも瞋(いか)りも、愚かさからくるし、人の不幸も難儀も、また愚かさからくる。愚かさは実に人の世の病毒にほかならない。(本事経)

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*今年は波乱の幕開けとなったようです。臨機応変に対処しましょう。(にこにこ和尚)

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「衝撃的体験」

幸福ニュース(しあわせニュース)第673号2016年1月5日

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*1月13日午前10時~12時新春初詣り(蓮華院誕生寺本院)

珍しい「煙護摩の大法要」です

http://www.rengein.jp/event/

 

*人生が楽しくなる心理療法『内観』研修!

Eメール内観や一日内観もあります。詳しくは下記をクリック!

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「衝撃的体験」

 

内観一日目、部屋に入り、一通りの説明を受けて屏風の中に座り内観を始める。

 

屏風の中に入ることは事前に知っていたが、いざ入ってみると、何とも言えない雰囲気だった。

 

中に座って数分後、いったい何をどう考えれば良いのだろうという問題にぶつかる。

 

調べることは、母に対してと、自分のどの時期かと、一見単純そうに聞こえたが、これがなかなか難しかった。集中力も無くなり、そわそわとする自分がそこにはいた。

 

一度目の面接、先生から質問される。して頂いた事、して返した事、迷惑かけた事、何とか最初の面接はクリアした。

 

しかし、これが一日に何回もあり、1週間ずっと続くと考えた時、正直続くのか心配であった。

 

面接も屏風の中、トイレや風呂以外は、基本、屏風の中という現実離れしたこの空間の中で、静かにひたすら考える。

 

一日目は夕方からだったので、夕食、風呂、消灯と早く時間が経った気がした。お寺なので食事は精進料理かと思っていたが、そうではなく、ボリュームもあり、大変おいしい料理であった。

 

消灯も9時と早い。久しぶりに9時に眠りにつく。その日は意外と簡単に眠りにつけた。

 

二日目、朝5時半起床。早起きは普段からしていたので、苦ではなかった。本堂へお参りに行く。お参りはとても気分が良かった。静かな朝の空気の中、お経だけが響く。心の奥底に響くようでもあった。

 

その後は、掃除、朝食をして、また屏風の中で内観。前日と比べると、大部、屏風の中で考えるのも慣れてきた。

 

静かな時間が流れる中で、一人ひたすら過去の自分を追いかける。半日、一日と時間が過ぎた。まだ何かつかめた感じがしない。ただ過去の出来事が、うっすらから、ぼんやりというか、新しい何かを発見したような、言葉では言い表せない感覚が出てきた。

 

屏風の中での生活もだんだんと快適になってきた。それぐらいの時から、考えることから調べることに変化したと思う。

 

ひたすら自分の過去へ、一対一で調べ、相手から見た自分を、自分を通して観る。成程、これが内観かと解った瞬間かもしれない。

 

集中内観を始めてから3日目であっただろうか。いつものように過去の自分を追い調べていた時に、今までずっと心の中で思っていたある思いが、実は自分の為に言っていたことだと気づいた。

 

その気づいた瞬間、全てが崩れた感覚に落ちいった。今まで積み上げといた不満というブロックが一気に崩れ、扉が開かれたような、とても清々しい感覚。

 

私の今までの人生の中で、これ程までに、心の中に衝撃を受けた事はなかった。本当に何年ぶりだろうと言うぐらい久しぶりではあるが、大泣きをした。

 

その衝撃的体験をしてからは、良いペースで内観できていっただろう。そして、次の解決できない問題にぶつかった。

 

しばらくの間、その問題について調べ、考え、散策した。しかし、解決しない。前回のようなあるキーワードを探している自分がいる。

 

面接時、先生にその内容を話す。すると、先生は、あれこれ理屈でこね繰り回して調べるのではなく、素直にシンプルに心で調べるのだと。

 

あの面接後、先生が話された事をずっと考え、その通りに調べてみた。答えは意外な所、簡単であった。

 

今となっては、何故あんなに複雑に考えていたのだろうと思うぐらいである。答えを導き出す時は、単純に考えようと思った瞬間でもあった。

 

今回内観を受けてみて、これ程まで効果が現れるとは、正直思っていなかった。ただただ驚くばかりだ。

 

ここを離れると日常内観になる訳だが、これは続けていこうと思う。この内観が出来る環境、時間をくれた周りの人々に対して感謝しています。

 

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*心の温泉でリフレッシュ!人生が楽しくなる内観(心理療法)!

パリ大学の心理学部長も推薦する『内観セラピー』!

日本野球代表監督小久保氏も3回体験!

内観研修で人生をリフレッシュ、悩み解消!

集中内観、Eメール内観、一日内観を選べます。

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*日本内観研修所協会ホームページ

内観テープを一部聞くことが出来ます。

日本内観研修所協会

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坂村真民詩集】

 

「 光 」

 

光を受けて

光り返す

月のように

光なき己れを

光らせるため

毎朝

太陽の光を

浴びにゆこう

その初光を

吸いにゆこう

 

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*貴方にも感動の涙があふれる!台湾・香港で中国語版も発売!

『お母さんにしてもらったことは何ですか?』

        (サンマーク出版、大山真弘著、1500円)

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【名 言 集】

ものの姿を見て、これに執着するのは、迷いの心を招く原因となる。もしも、ものの姿を見ても執着しないならば、はからいは起こらない、さとりは、このまことの道理を見て、はからいの心を離れることである。(りょうが経)

 

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*清々しい心と新しい目標で今年一年を過ごしたいものですね。今年も感謝の心で全てをいい方へ受け止め、幸福を感じ取ることが出来ますように!

(にこにこ和尚)

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「Eメール内観で悩み解決!」

内観で、自分の中で思いもよらない発見があり、生活ががらりと変わりました。
生活そのものが変わったのではなく、私が変わり、私の感じ方が変わりました。

私は、ずっと変わりたかった、もどかしかった。なんとか自分を変えたい。どうにかしたら変わるはずだ。

感謝がいいときけば、むやみになんにでも感謝し、いい言葉使いがいいと聞け ば、悲しいときでも楽しいと思いこんだりしました。 でも、頭で分かっているだけで、本当の気づきではなかったから、心は依然として他人への不満や自己嫌悪でいっぱい。

周りからどう見られているのか、気になる。そんな自分に蓋をして、また新しい本を買って、楽になりたいと思って実践する。そして結局同じところでいつも躓いて。

何をしても何も変わらないじゃん。不幸でもないけど幸せでもないじゃん。このままの毎日が一生続いていくのかと思うと、退屈で退屈で死んでしまいたい。そう思ったことが何度もありました。

内観のパンフレットを見た時、面白そうだな、と思いましたが、すぐには挑戦で きませんでした。 終わった後にまた何も変わっていなかったら、それこそ立ち直れないかもしれな いと思っていたからです。

なので、内観の申し込みのときも、ただの好奇心を装いました。(所長、すみま せん!) 本気で来たと思われたくないし、本気で来ていると、自分でも思いたくありませ んでした。

でも思い切って挑戦したその一日で、大きな気づきを得ました。母はいつも私のそばにいて、私を愛してくれていた。その母の愛をさえぎったり、距離を置いたり、歪めて見ていたのは、私だったんだ。

太陽はいつもそこにあるのに、自分が勝手に雲を作ったり、雨を降らせてた。そして、光が届かない、足りないと、文句をつけていた。

母に対する被害者意識は、全部自作自演だった。自分の固い殻がパラッと剥げた感じがしました。

内観を続けたら、こうやって、自分で作り上げてきた殻を壊せるかもしれない。 本当に変化が起きるかもしれない。

その場で料金を支払えなかったにも関わらず、ご好意で、翌日からEメール内観を始めました。ありがとうございました。毎日、内観するごとに、パラパラと殻は剥げていきました。

そして、父に対する高校生の時の私を調べていた時。父の愛情をゆがめていた私の色眼鏡、「父の態度は過保護で過干渉」という、その色眼鏡を作る原因になったのが、友人の悪気も何もない、ただの一言だったということに気づきました。

オセロ盤で、黒が白に一気にひっくり返っていくように、すべての思い込みが一瞬でひっくり返っていきました。あの感覚は言葉では説明できません。

すべての原因は私の受け止め方、思い込みなんだとはっきりと分かりました。
辛いことも不条理だと思うことも、冷静に調べれば、絶対に私がどこかの時点で、思い込みを作っているんだと分かりました。

その後、体に対する内観をしました。この体があるからこそ、すべてのものを認識し、すべてのものを感じることができる。

そう思うと、楽しい気持ちや嬉しい気持ちだけでなく、悲しいこと、苦しいことでさえも、かけがえのない感情なのだと思えました。

無理やりしていたポジティブシンキングで否定していた感情も、すべて思い 切って感じてみよう、そう思ってから、毎日を退屈だと思わなくなりました。

また、五感を内観すると、私の周りがいかに豊かさに恵まれているか分かりました。色や音、味、触れるもの。そのパターンは無数にあって、感じようとすればするほど、どんどん飛び込んできてくれます。

これも生きていなきゃ気づけないんだ。なんて幸せなんだろう。この感覚をできればもっと味わっていたい。日常生活を送っていれば、そんな余裕はありません。

でも、寝る前に、虫の声を聴いてみる、ごはんの時だけ、味をしっかり味わってみる、そう思うだけで、気づけるようになりました。ただただ幸せを感じることができました。

頭で分かっていても変われなかった。でも自分を調べたら変われました。自分がため込んできた記憶に向き合って、勝手な公式を見つけて、ほどいて。とても有意義な時間でした。

最期は、祖父母を内観し、先祖にも思いを馳せました。自分がどれだけの確率で生まれてこれたのか、どれだけの人の愛が重なって授かった命なのかを心の底から実感しました。

内観を受けてから、家族に怒らなくなりました。怒りや不安を感じる回数が格段 に減りました。

当たり前が実は有難い。いま、この状態で、幸せである。この言葉を何度も色んな本で目にし、意味が分からないと思い、変わりたいと思い、努力してきて、1か月間の内観で、やっと心の底から実感することができました。

今は、内観に出会うまでの苦しい模索の時期も、あるべき日数だったのだと思っています。決して無駄とは思っていません。内観に出会うべくして出会い、そのタイミングは万事図られていたんだなと感じます。

頭で分かるのではなく、実感として分かる、という感じです。1カ月で得られたものは一生ものです。これからも大事にしていきたいです。本当にありがとうございました。

一日内観でいただいたお昼は本当に美味しかったです。ありがとうございます。
毎日メールを見てくださった大山所長にも心から感謝申し上げます。

そして、これから内観を受ける方たちに素晴らしい気づきがありますよう、心からお祈り申し上げます。

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* 内観とは効果的な心理療法のひとつです。周囲の人々に対して、してもらったこと、してあげたこと、迷惑かけたことの3つの事を思い出し、相手サイドから考 えることで、色々なことに気づき、人生を楽に生きられるようになる自己啓発法であり、悩み解決法でもあります。心理的な病気が軽くなり、立ち直られる方も おられます。日本野球代表監督小久保氏も3回体験しておられます。

*心の温泉でリフレッシュ!人生が楽しくなる内観(心理療法)!
パリ大学の心理学部長も推薦する『内観セラピー』!
内観研修で人生をリフレッシュ、悩み解消!
集中内観、Eメール内観、一日内観を選べます。

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*日本内観研修所協会ホームページ
内観テープを一部聞くことが出来ます。

日本内観研修所協会



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坂村真民詩集】

「 からっぽ 」

頭を
からっぽにする
胃を
からっぽにする
心を
からっぽにする
そうすると
はいってくる
すべてのものが
新鮮で
生き生きしている

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*貴方にも感動の涙があふれる!台湾・香港で中国語版も発売!
『お母さんにしてもらったことは何ですか?』
        (サンマーク出版、大山真弘著、1500円)

お母さんにしてもらったことは何ですか? | 大山真弘 | 本 | Amazon.co.jp


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【名 言 集】
怨みのさ中にあって怨みなく、愁いのさ中にあって愁いがなく、貪(むさぼ)りのさ中にあって貪りがなく、一物もわがものと思うことなく、清らかに生きるとよい。(法句経)
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*今回の内観者は「すごい!」の一言です。(にこにこ和尚)
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