幸福ニュース第817号「心を強くする」

『心を強くする』

(サーシャ・バイン著、飛鳥新社

 

大坂なおみを世界一のテニスプレーヤーにしたコーチのサーシャ・バイン氏の書かれた本で、運動選手おみならず一般の方々にも非常に参考になる本です。このほかにも色々な事が書かれていますので、是非読まれてみて下さい。

 

1.強いメンタルを手に入れるのに大切なのは、「この世には自分の力では左右できない事があるという事実を認めること。」そうすれば平常心を保て、新たに前進するパワーが生まれる。

 

2.自分はただ自分に可能なことだけを考えればいい。「最善を尽くして、後は運を天に任せよう」

 

3.自分の力で左右できることには限りがある。他者の出方、能力について思い悩むのは時間の無駄。その事実を受け入れてしまえば、その場の感情に流されることもなく、集中力が途切れることもない。

 

4.大きな野心がなければ戦えない。小さな目標がなければ勝てない。

 

5.自分のしていることを信じて、一心不乱に継続すること。一度始めたら、最後まであきらめない。最初の目標を達成したら、すぐ次の目標を設定する。

 

6.今のあなたに満足しないで、日ごとの小さな目標を決め、一つひとつ達成していく。それを重ねていると、いつか大目標をなしとげられる。自分がやっていることを信じ、継続しよう。

 

7.大坂なおみは内気だったので、練習で勝った方が負けた方に罰ゲームを科すことができるという方法が素晴らしい効果を発揮した。人前で堂々と振舞える積極性を獲得することが出来た。

 

8.相手に伝えるボディーランゲージだけではなく、自分の心にも効果をもたらすボディーランゲージの重要性。肉体を積極的に動かせば、頭脳はそれにだまされて、積極的で前向きな思考回路を追うようになる。言葉に出す事も同じ効果を生む。また、コートでは絶対に弱気な態度や表情を見せない事。相手はそこにつけこんで、攻勢をかけてくる。選手に影響を与えるコーチや監督も同じ。

 

9.スキルの鍛錬に大事な二つの事プラス・アルファ―。

  1. 何を伸ばすか焦点を絞る事。つまり、フォーカスする事。上達のカギはフォーカスにある。鍛えたい技を絞り込めば絞り込むほど練習の成果もあがる。
  2. 集中力を持続する事。練習で疲れて集中力が途切れたら、無理せず休む事。無理を続けて悪い習慣ができるより、ずっといい。

 

  1. ただ何となく練習しても何の意味もない。打つ球は少なくていいから、実戦で予想されるシーンに対応した球を打て。

 

10.人まねはやめて、我が道を行こう。他人からインスピレーションを受けるのはOK.でも、誰かに合う方法が自分に合うとは限らないのだから、自分のすることには必ず「自分じるし」をつけよう。

 

11.挫折を乗り越えた者はどんな困難に直面しても自分は乗り切れるという自信がある。肉体と同じで、メンタルも失敗や苦戦やライバルによって鍛えられる。テニスでは、勝利より失敗から学ぶことの方が多い。逆境からでなければ学ぶことも出来ず、強くもなれない。今は苦しい、だからこそ将来は明るいと自分に言い聞かせよう。この苦しみは単なるプロセスであって、最後には必ずいい結果がもたらされるのだ。

 

12.完全主義者でなくとも成功できる。必要なのは、ライバルを少しでも上回る事。完全主義者は、うまくいっていることより、うまくいっていない事の方ばかりに気を取られ、前に進めない。

 

13.居心地のいい場所を出て初めて人は成長する。他者の評価を知り、自分の現在地も把握できる。一度やってみると、何度もそれが繰り返せるようになる。

 

14.全力を出し切る重要さは、セリーナ・ウイリアムズと組んでいる時に学んだ。あなたの中に残された2~3パーセントこそが、成功と失敗の分かれ目になるのである。全力を出し切っているかどうかは、自分にしか分からない。周囲の人がなまけていても関係ない。大切なのは、他人に何を期待するかではなく、「自分に何を期待するか」なのだ。

 

15.大事な試合やテストなど大一番の前ほど、何か特別なことをせず、いつものルーティーンを守る。エネルギーを浪費せずに済み、実力が出しやすい。ただし、ルーティーンは、自分の環境や目標が変わる度に見直しておこう。また、時間の組み立て方は成功の鍵。大事な試合のある日は、セリーナも時間を正確に守って、遅刻などしなかった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

*ハート・スパ(心の温泉)でリフレッシュ!

     人生が楽しくなる『内観セラピー!」!!!

 

3つの質問であなたの人生が変わる!『内観セラピー!」

職場人間関係、夫婦嫁姑不仲、子供問題、うつ病適応障害

愛着障害パニック障害、各種依存症、摂食障害自己啓発

社員研修、生徒部活指導、等に効果あり。

元日本野球代表監督小久保氏も大リーガー菊池雄星投手も体験

パリ大学の心理学部長も勉強に来られた、『内観セラピー』で

悩み解決、心すっきり、楽しい人生!

        

自宅で出来る忙しい人向けの『Eメール内観』や、

「Eメール内観フォローアップ・コース」を、

いつでも行っております。

 

蓮華院誕生寺内観研修所ホームページ

http://www.rengein.jp/naikan/

(電話0968-72-3300  Eメールnaikan@rengein.jp

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

16.プレッシャーをネガティブにとらえず、ポジティブにとらえよう。プレッシャーは自分の足を引っ張るものではなく、自分の背中を押してくれるものととらえよう。プレッシャーとは、あなたが人生の勝ち組として歩んでいる紛れもない証拠なのだ。プレッシャーは敵どころか、あなたの最強の味方だ。それはあなたが勝者であることの証拠であり、とことん楽しんでしまった方がいい。大舞台では、そう気持ちを切り替えるだけで、メンタルは一変する。

 

17.極限のストレスにさらされた時こそ、本来の自分を忘れずに、自分らしく行動すればいい。自分にコントロールできない外部環境によって心が乱されそうな時は、初心を思い出して自分を取り戻そう。勝負の山場では、得意なスタイルで自分らしさを素直に出した方が実力を発揮できる。

 

18.プレッシャーに身をさらすことが多ければ多い程、対処の仕方も楽になり緊張も薄らいでくる。日頃から逃げずに決断する事に慣れておくと、自然と心が強くなる。大きな決断を楽しめるようになれば、一流。決断を下す時は、自分を「外側」から眺めて、友人に助言を与えるような気持ちで考えるといい。

 

19.快眠の為の投資を惜しまない。ベッドのマットレスの重要さをよく認識する事。よく眠って体力を回復する事は、仕事そのものに劣らず重要だ。

 

  1. 試合中ポーカーフェイスを保つのは大切であるが、怒りを抑え続けるのも危険。怒りの発散はタイミングこそが全て。怒りを発散したら、すぐ気持ちを切り替える事。ある一点で怒りにストップをかける。一度フラストレーションを解消したら、すぐリセットボタンを押した方がいい。

 

21.不安に対処する一番簡単で手っ取り早い方法は、一つ深呼吸をして、肺を酸素でいっぱいにすることだ。10秒あったら深呼吸する。自分に活を入れたい時は、浅い呼吸を素早く何度か繰り返すとよい。気持ちをリセットするのに、呼吸法を変えるのは効果的。

 

22.ストレスを感じたら、いったんその場を離れよう。物理的にその場を離れられなくてもメモを見るとか、気持ちを立て直す方法はいくらでもある。頭をきりかえてから戻ろう。

 

23.いい成績をあげたくて結果のみに目を奪われると、仕事の楽しみまで奪われる。結果よりプロセスを重視すると、仕事を楽しむにつれ、エネルギーや熱意が湧いてきて、成功のチャンスも大きくなる。

 

24.プランA、B、C、Dと沢山の選択肢を持つに越した事はない。環境に応じて臨機応変に変えていくと結果につながりやすく、マインドセットも柔軟になる。逆に安易な習慣を繰り返していると成長すら望めない。

 

25.緊張を解きほぐすには、一人静かに自分の世界にこもるのもよし、おしゃべりもよし。時と場合によって異なる対処法にした方がよい。人生の一大事においては、闘志を出しすぎない様に注意して。

 

26.うまくいきはじめた時こそ地に足を着けよう。賞讃や名声は、時に批判より有害と心得る事。自分の名声が高まったのは、自分が正しい方向に進んでいる証拠だ。そう控えめに思うくらいでちょうどいい。

 

27.嫉妬は身を滅ぼすと思われがちだが、高みを目指すエネルギー源にもなる。ただし、自分が持っていないものが気になりだすと、負のモチベーションが生まれる。他人の動向にこだわり始めたら要注意。

 

28.テニスに限らない。どんな分野でも、依存性をもたらすものに固執するのは避けた方がいい。ル―ティーンは特定の必需品に頼らないものにしておくべきだ。あなたが頼りにするのは、あなた自身。あなたさえいれば、いつでもどこでも実力を出せるように。

 

29.ごくささやかな物にも日頃から感謝することを忘れずに。一度深呼吸して、今の自分の暮らしをじっくりと見つめ直してみよう。足る事を知らなければ、人は永遠に幸せにはなれないだろう。

 

30.義務感が先に立つときは、勝ちたい意欲が強すぎるサイン。頭を冷やし、普段の自分をとりもどそう。考えすぎはミスのもとになるので、シンプル・イズ・ベストを徹底。鼻歌で手軽にメンタルのリラックスができる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

*『あなたの人生が変わる3つの質問』を出版!

1週間で悩み問題解決!侍ジャパン元監督小久保裕紀氏も体験!

AmazonKindle版500円(税込み)紙本1900円(税込み)

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E7%9C%9F%E5%BC%98&i=stripbooks&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss_1

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

坂村真民詩集】

 

「 希望 」

 

漫然と生きているのが

一番いけない

人間何か希望を持たねばならぬ

希望は小さくてもよい

自分独自のものであれば

必ずいつか

それが光ってくる

そして

その人を助けるのだ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【名 言 集】

「堅い岩が風に揺るがないように、賢い人はそしられてもほめられても心を動かさない。おのれに勝つのは、戦場で千万の敵に勝つよりもすぐれた勝利である」

(法句経)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

*TEDx動画『3つの質問で幸せになる」

“The Way to Happiness by Three Questions”(日本語音声)

(English, Dutch, Russian, Japanese transcripts)  
https://www.youtube.com/watch?v=4PN9A5daBM0

視聴者数は5,950名を超え更に伸びています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*今日は初夏の心地よい風が吹いています。アフター・コロナの世界はどういう社会や生活になるのでしょうか?」(にこにこ和尚)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・