幸福ニュース第736号「逆境を生き延びる力(2)」

*3つの質問で悩みすっきり、問題解決。心理療法「内観」

うつ病、人間関係、夫婦嫁姑、不登校・非行、社員研修、
一日内観、Eメール内観、集中内観
蓮華院誕生寺内観研修所ホームページ

http://www.rengein.jp/naikan/

電話:0968-72-3300

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「逆境を生き延びる力(2)」

 

〇瀬島龍三氏と観音経

 

先の大戦で開戦と終戦勅語を起草した瀬島龍三大本営参謀、後に総合商社、伊藤忠会長は、シベリアの独房の中で母の唱えていた「十句観音経」を思い出して唱えて、生き延びる力を得たと述べられています。

 

「観世音。南無仏。与仏有因。与仏有縁。仏法僧縁。常楽我浄。朝念観世音。暮念観世音。念念従心起。念念不離心」

『十句観音経』に関する古文献は宋代のもので、中国南北朝時代の王玄(おうげんぼ)の事績を伝えている。敗走した王玄謨が『十句観音経』を唱えることにより、辛くも死罪を免れたという話である。日本では、江戸時代に白隠禅師が人々に唱えることを推奨し、『延命十句観音経霊験記』をあらわしたため普及しました。

また、般若心経を唱えて、精神の安定と生きる希望を持ち続けた得た人もいます。総じて、信仰を持っている人は、持たない人よりも生き延びる可能性が高いと言えるでしょう。

 

〇6年間の囚われの生活

 

2002年コロンビアのゲリラ組織コロンビア革命軍が大統領選最中の女性政治家イングリッド・ベタンクール女史を拉致しました。その後6年間、ベタンクール女史はジャングルの収容所で人質として過ごし、コロンビア政府によって救出されるまで、マラリア、蚤、飢え、野生動物、人間の残酷さに苛まれることになりました。彼女は信仰がいかに支えになったのかを強調しています。

 

木に首輪で繋がれていた時、「ゲリラの連中と同じにはならない。人殺しにはならない。何ものになるかを決める自由が自分にはまだあるんだ」と思ったそうで、恐怖すら人間を成長させてくれるのです。恐怖に対してどうするかは自分の選択なのです。

グルジアトビリシ捕虜収容所からの生還

ソ連に抑留された日本兵の方でシベリアではなく、黒海沿岸のグルジアジョージア)の首都トビリシの収容所に抑留され、住居建設の強制労働をさせられた方がいます。

この方は3つの事で生き延びる事が出来たとおっしゃられました。トビリシの町がきれいだったこと。桜に似た白い小さな花が毎年咲いたこと。日本からの手紙が届いたことの3つです。日本に無事帰還された後は、町長までされ、地元に尽くされました。

ミャンマーの人権活動家、作家、女性外科医、マ・ティーダ

反政府活動をしたとして軍政府から逮捕され6年間投獄された。筆舌に尽くしがたい独房の中で毎日何時間も瞑想を続け、生き延びた。瞑想により、自分にとっての本当の「自由」とは何か、仏教の「実践」とは何かを深く考える人生の転機となったそうです。独房という知性も精神も無きものにされてしまう環境の中で、瞑想により心を解き放ち、精神的な自由を獲得していったのです。「自由は私の中にあった。外からのものではない。」と述べられています。

「瞑想などを知らない人でも、もっと自分の心の声に耳を傾けることによって、自分を理解することが大切です。それが自信につながり、独立心が芽生えます。」とも言われました。現在でもミャンマーで、医師として、また人権活動家として、貧しい人々を助けておられます。

〇目標と信仰を持つこと。瞑想も助けになる。

色々な事例を見てきましたが、まとめると次のようになるかと思います。先ず、目標を作り、持ち続ける事が大事であるという事です。「生きて日本に必ず帰る」という目標を持った人は、捕虜収容所でもジャングルの中でも生き延びて、内地の土を踏む可能性が、そうでない人に比べて高かったと言えるでしょう。そして、それを神仏への信仰の力や、ご先祖様のお陰を信じる事で強くし、維持できた人が困難を乗り越える力が強くなるという事だと思います。

 

人が万人いるならば万通りの生きる意味や目標があるでしょう。家族の為でも、仕事の為でも、趣味でも、奉仕活動でも、仮でも、何でもかまいません。ご自分なりの生きる意味や希望や目標を作られて下さい。

 

また、特に若い人は、将来自分はどの職業につくのか、その為には、どういう学校に行き、どういう資格を取る必要があるのかなども考えたり、調べたりしてみて下さい。人生が楽しくなるでしょう。

 

大人の方でも、「一日一善」で、誰かを喜ばそうというような小さな目標を立て、実行してみて下さい。「一隅を照らす」生き方で、歓びが増え毎日が楽しくなってくることでしょう。

 

我々は、どうしてこういうことが起きるのかと思う位、毎日様々な出来事が起こり、困難や苦労に直面します。ときには、神仏を恨むこともある位ひどいことが起こるかも知れません。

しかし、朝の来ない夜はありません。必ず、Something Greatやご先祖様のお陰があるという事を信じて、毎日を感謝の祈りでお過ごしください。そして、瞑想や内観など今自分の出来る事を行う。そうすれば、必ず希望の光が射してくると信じます。合掌

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*過去は変えられない。

しかし、過去の受け止め方は変えられる。

すると、来が変わる。

 

自分自身に3つの質問をする心理療法「内観」で、

心が温まり、明日への活力がみなぎる!

 

前日本野球代表監督小久保氏も3回体験!

悩み解決、心すっきり、楽しい人生!    

 

<「内観」のメリット>

悩みや問題を解決でき、明るく楽しく生きられる

自己啓発とリフレッシュ。心のデトックスとダイエット

家庭問題(夫婦、嫁姑、浮気不倫等)解決

子供の問題(不登校、非行、引きこもり等)解決

心理的病気が良くなる(うつ病摂食障害心身症

ノイローゼ、ギャンブル・アルコール・薬物依存症、等)

スポーツ選手や芸術家の精神力と実力向上

会社の業績アップ(経営者、幹部、社員研修)

人間関係改善、色々な問題や悩み解決

 

<「内観」の種類>

 

1週間で深い効果を得るための「集中宿泊内観」(毎月1回)、

 

多忙な人の為の1ヶ月間自宅で行う「Eメール内観」(随時)、

 

試しや再体験の為の「一日内観」(随時)を選べます。

 

短期宿泊内観(4日間)+自宅Eメール内観20日間、または、

一日内観+Eメール内観1ヶ月もあり、

集中内観と同じ位の効果が出ます。

 

集中内観

3月15日(木)15時~21日(水)15時

 

蓮華院誕生寺内観研修所ホームページ

http://www.rengein.jp/naikan/

 

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坂村真民詩集】

 

「幸せの帽子」

すべての人が幸せを求めている

しかし幸せというものは

そうやすやすと

やってくるものではない

時には不幸という

帽子をかぶって

やってくる

だからみんな逃げてしまうが

実はそれが幸せの正体だったりするのだ

わたしも小さい時から

不幸の帽子を

いくつもかぶせられたが

今から思えば

それがみんな

ありがたい

幸せの帽子であった

それゆえ神仏の

なさることを

決して怨んだりしてはならぬ

 

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*TEDx動画『3つの質問で幸せになる」

“The Way to Happiness by Three Questions”

(日本語音声。字幕は4ヶ国語から選べます)

(日本語, English, Dutch, Russian subtitles)  
https://www.youtube.com/watch?v=4PN9A5daBM0

(視聴者数が2018年2月中旬に3,600名を超えました。)

(To set up the foreign language superimposition

 from the lower right of YouTube picture.)

 

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【名 言 集】

「過去は追ってはならない。未来は待ってはならない。ただ、現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。」(法句経)

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*日本内観研修所協会ホームページ

内観テープを一部聞くことが出来ます。

http://naikanken.com/

 

*自己発見の会ホームページ

https://www.n-classic.net/

 

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*平昌冬季オリンピックも終わり、数々の感動するドラマを残しました。

日本の選手達も大怪我から立ち直ったり、挫折から復活したりした人も多かったようです。何事も目標を持って、諦めず、続けるということが重要で、そのことが、最終的に女子カーリングのように幸運をも引き寄せ、多くの人々を感動させ、力を与えることにつながるようです。(にこにこ和尚)

 

*お悩みがある方は、naikan@rengein.jpへメールされて下さい。

 

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